遺産・相続のサポート内容
遺産分割協議
相続人調査と財産調査を行った上で、相続人全員で財産をどう分けるかを話し合う遺産分割協議をします。相続人全員が合意できたら、遺産分割協議書を作成します。相続人同士の話し合いがまとまらない場合は、遺産分割調停に進み、裁判官と調停委員が間に入り、合意できるよう調整をします。
対応内容
相続人調査、戸籍謄本、相続財産調査、財産目録、遺言書、遺産分割協議書、遺産分割調停、法定相続分
遺留分侵害額請求
遺留分とは、一定の相続人に対する最低限の相続分で、法律で保障されている制度です。遺言書に「全財産を長男に譲る」と書かれていたり、生前贈与があった場合、遺留分侵害額請求によって遺留分相当の金銭の支払いを請求できます。遺留分の計算は複雑なので、弁護士にご相談ください。
対応内容
遺言書、生前贈与、相続財産調査、内容証明郵便、遺留分侵害額請求調停、留分侵害額請求訴訟
遺言の有効性に関する紛争
遺言の方式が異なっている場合や、遺言を作成した際に認知症になっていた場合などは、遺言の有効性を争うことができます。遺言の有効性を争う方法は、まず相続人での話し合いによる交渉があります。交渉で解決できない場合には、遺言無効確認訴訟で遺言書が無効であるか否かを争います。
対応内容
検認、自筆証書遺言、公正証書遺言、証人、認知症、遺言能力、医療記録、介護記録、偽造、交渉、遺言無効確認訴訟
相続人の財産の使い込み
使途不明金とは、被相続人名義の預貯金や現金が、勝手に引き出されていたり、用途不明のお金のことをいいます。本来は相続財産となる預金が引き出されてしまうと、公平な遺産分割はできません。また、使い込みが明確になれば、遺産分割とは別に、損害賠償請求や不当利得返還請求をします。
対応内容
使途不明金、預貯金、現金、損害賠償請求、不当利得返還請求、遺産分割、調停、訴訟、預り金、生前贈与
相続放棄
相続放棄とは、相続人が相続する権利をすべて放棄する手続きです。借金など負債が多い場合は、相続放棄を検討することをおすすめします。相続開始を知った日から、3ヵ月以内に家庭裁判所で手続きをする必要があります。いったん認められると、取り消せないため、慎重に判断してください。
対応内容
借金、滞納家賃、負債、財産調査、限定承認、単純承認、家庭裁判所、申述書、戸籍謄本、証明書
生前対策
どんなに仲が良い家族でも、遺産相続の際は感情的になり、揉める可能性はあります。遺言書を作成しておくと、トラブルを防ぐために有効です。成年後見制度とは、認知症などで判断能力が低下した方を支援するための制度です。成年後見制度は、任意後見制度と法定後見制度の2種類があります。
対応内容
公正証書遺言、自筆証書遺言、秘密証書遺言、遺言執行人、成年後見制度、任意後見制度、法定後見制度
当事務所の特徴
当事務所は、多くの相続問題を解決してきた豊富な実績があり、ご依頼者様に有利な相続ができるようお手伝いいたします。信頼の証として、日本経済新聞社『2023年度
相続で頼れる弁護士5選』にも選出されており、事案ごとのベストな解決方法をご提案いたします。
対応地域は、川崎市、横浜市、東京都で、地域に密着した事務所だからこそ、不動産が関わる相続問題も多数解決しています。
当法人には裁判官や学者の経験を持つ弁護士も在籍しており、所内ネットワークや毎週行われる全体勉強会を通じて、蓄積されたノウハウや知識を川崎支店でも共有しています。川崎支店の弁護士も相続案件についての書籍の執筆経験や、セミナー講師等の実績も多く、実務や学説を踏まえた実践的な問題解決の方法をご提案させていただきます。
相続で揉めている方、相続手続きをどうしてよいか分からない方、生前対策を考えている方など、ご心配なことがあれば、ぜひ一度ご相談ください。不安なお気持ちに寄り添って、全力でサポートいたします。